アフリカ重視の森喜朗氏〝鶴の一声〟「若く元気いいのを送れ」 戦後最年少50歳で大使に 国際舞台駆けた外交官 岡村善文氏(31)

公に目にする記者会見の裏で、ときに一歩も譲れぬ駆け引きが繰り広げられる外交の世界。その舞台裏が語られる機会は少ない。戦後最年少(50歳)で大使に就任し、欧州・アフリカ大陸に知己が多い岡村善文・元経済協力開発機構(OECD … Continued

終戦80年、戦争の記憶を旅する 遺骨収集道半ば「平和を繫ぐ」 小笠原諸島(下) 島を歩く 日本を見る

今年1月、小笠原諸島の父島を旅し、ほぼ手付かずの戦跡に触れた。ガイドをお願いした小笠原エコツアーガイド「ボニンブルーシマ」の代表、島田克己氏は、「10年以上前までは、戦跡ツアーの参加者の中に、戦争体験者や父島に配属されて … Continued

殻と毛に閉じ込められしは陶酔の境地 「お日さまに干したような特有の香ばしさの毛ガニ」 ウエカツ流サカナ道一直線(101)

毛ガニは、刺激を受けると脚を縮めてゴロンと転がるその全身に、名の通りくまなくチクチク短い毛を生やしている。タラバ、ズワイ、紅ズワイと、北には旨(うま)いカニが数あるが、いずれも殻肌はツルンとしており、身の詰まった長い脚に … Continued