<話題の本>「自分の身は自分で守る」ための知識      『M9地震に備えよ』 <話題の本>『M9地震に備えよ』

京都大で「人気№1講義」といわれた地球科学者が日本列島に迫る巨大地震を警告し、「自分の身は自分で守る」ための知識を説いた一冊。 東日本大震災後、「大地変動の時代」に突入したという日本列島。本書では、とくに懸念される3つの … Continued

ロボットと同様の仕事を強制される人間の姿重ねたか 「私なんかにしなくていいよ」と <イチオシ詩歌>『おもてなしロボ』谷川保子著

谷川保子さんの第1歌集『おもてなしロボ』(短歌研究社・2750円)に強く引き込まれた。ただ感受性と想像力の貧困ゆえ、書名の取られた歌がどうしても読み解けず、数日の間格闘した。 《目のあった人に尽くしてしまうから後ろから起 … Continued

「おくのほそ道」で松尾芭蕉が最長滞在した栃木・黒羽地区 〝芭蕉の里〟を訪ねる   味・旅・遊

江戸時代の俳人、松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅の途中、最も長く滞在した栃木県北部の大田原市黒羽(くろばね)地区(旧黒羽町)。江戸時代、黒羽藩大関家の城下町で那珂川の水運で栄えた商都でもあった。芭蕉はなぜ、この町に長滞在し … Continued

昭和61年生まれの私、日本人女性初のプロゲーマー、百地裕子さん「始まりはマリオ」 プレイバック「昭和100年」

入園前にコントローラー握った 昭和61年に生まれた私ですが、初めて遊んだゲームは、任天堂が58年に発売した家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」のアクションゲーム「スーパーマリオブラザーズ」(60年発売)でした。幼稚園 … Continued

チェルノブイリ事故 情報遅滞はソ連のお国ぶりで済まされない 昭和61年「サンケイ抄」 プレイバック「昭和100年」

いったいチェルノブイリ原子力発電所爆発の犠牲者は二人なのか、二千人なのか。大事故をめぐるソ連のひた隠しとごまかしに、世界中から非難と怒りがうず巻くのは当然だろう。 ▼ひた隠しにして国際的責任をとらないだけではない。右手で … Continued