社員インタビュー

産経新聞事業本部

チバ コウスケ 千葉 航輔

2018年入社

職種紹介

イベント通じてコンテンツを発信

私が所属する事業本部は、さまざまなイベントを手掛けている部署です。

「新聞社なのにイベント?」と思われるかもしれませんが、美術やファッション、ポップカルチャーなどの作品を展示する展覧会や、マラソンやダンスなどのスポーツ、落語や舞台、コンサートなど、多岐にわたるイベントを開催しています。

私たちはイベントを通じて、作品の魅力やその作品に込められた思いを伝えるだけでなく、歴史や芸術、最新のトレンドから、新たに誕生した文化まで、幅広いコンテンツを発信し続けています。

新聞社の事業担当として、イベントを楽しんでもらうことはもちろん、新しいことを知ってもらう機会になったり、より理解を深めてもらったりすることで、多くの人の生活がより豊かになればと思っています。

現在の業務内容

開催まで3年 企画を一から作る

印象に残っている仕事は、自分で一から企画したイベント「動画クリエイター展」を実現することができたことです。

近年、インターネット上での動画の存在は、私たちの生活に溶け込んでいます。しかし、その動画を作っているクリエイターに対する世間の印象は「遊んでいるだけ」「楽しんでいるだけ」とネガティブにとらえられることもありました。実際にはそうではありません。クリエイターたちは動画を作り上げるために多くの時間や労力を費やしています。作品への想いなど、投稿された動画だけでは見えない部分を紹介することで、真の姿を知ってほしいと思い企画しました。

新しいイベントを創り出すことは非常に難しかったです。開催まで約3年かかりましたが、実際にイベントに来てくれた方々が楽しんでいる姿を見ると、最後までやり遂げて良かったと感じました。

仕事の魅力

公開前に展覧会を独り占め!

通常、展覧会などのイベントが開幕するまでは、展示作品を観ることはできませんが、展示の準備をしているときに、作品を学芸員さんの側で間近に観られることは一番の役得だと思います。

また、一般公開される前の展示室で、最終確認も兼ねて、時には音声ガイドを聴きながら作品を鑑賞できるのは、非常に貴重な機会だと思います。

その他、イベントのオフィシャルサポーターや、展示をより深く理解するための音声ガイドのナビゲーターとして、有名な方を起用することもあります。その際に、有名人に会えることも役得だなと感じました。

ある一日のスケジュール

  1. 10:00

    出社。
    メールのチェック

  2. 11:00

    資料の作成。
    他社との打ち合わせに向けて、確認する内容をまとめる

  3. 12:00

    昼食。
    大手町付近はお店が豊富!

  4. 13:00

    午前に用意した資料をもとに打ち合わせ。
    イベントの企画内容について

  5. 14:00

    実務の作業。
    チラシやポスターなどの広報物のデザインチェックや、図録の校正作業を行う

  6. 17:00

    イベントで販売するグッズの打ち合わせ

  7. 18:00

    メールのチェック。
    打ち合わせ中に届いていたメールを確認し、返信等を行う

  8. 19:00

    退社。
    家に帰るときもあれば、飲みに行く時も

  • 学生時代は
    こんなことをしていました
    大学時代はアイスホッケー部に所属していました。小学校の時からずっと続けて取り組んでいて、アイスホッケーを通して身につけた体力がいまの仕事で活かされています。
  • 私の職場の「業界用語」
    クーリエ
    「クーリエ」
    海外の美術館から作品を借りる際、所蔵館から作品と一緒に来日し、国内で展示する際の作業や点検に立ち会う専門スタッフ(学芸員や修復家など)のこと。