社員インタビュー

産経新聞販売局

イザワ ユウジ 井澤 裕仁

2012年入社

職種紹介

会社の収益の柱!産経新聞の魅力を伝える

産経新聞がより多くの方々へ届くように手を尽くす仕事をしています。なんだか抽象的ですが、それだけ「なんでもやる」ということです。

実は皆さんが読む新聞は「新聞社から直接買っている」というわけではありません。毎朝ご自宅に届いている新聞は、新聞社が日本全国にある販売店に新聞を売り、その販売店を通じてご家庭に届けてもらっています(よく「新聞配達をしているの?」と勘違いされますが、それは紹介した販売店が担っています)。また、コンビニや駅の売店から購入する人もいるかと思いますが、こちらは「即売(そくばい)」部門と言います。「輸送」部門は、台風や降雪時はもちろん、連休の渋滞なども予測し、販売店へ今日も定時で新聞を配送します。これらの新聞の売買に関係する企画管理をする仕事です。

また、新聞社の収入には広告収入や事業収入がありますが、一番大きなものは販売からの収入です。記者が取材活動を円滑に行うためにも、収益の柱を確保する必要があります。新聞社にとって大切な仕事の一つです。

現在の業務内容

販売店と二人三脚 熱いファンに支えられ

今は販売エリアマネージャー、社内では「担当員」と呼ばれる仕事をしています。新聞販売店のオーナー(店主)と一緒に、産経新聞を多くの人に手に取ってもらえるようにする仕事です。現在は、兵庫県内で約150店舗を担当しています。日々、販売店主の方とお話をして、経営戦略を練ったり、困り事の相談に乗ったりします。都市部と山間部、商業地と住宅地など、それぞれの担当エリアによって、購読者の状況が違うため、きめ細かな対応が必要になります。

また、新聞社は意外と読者の方と直接触れ合える場面が少ないのですが、担当員は地域密着の販売店を訪ねる仕事柄、他職種に比べて機会が多いです。社員の私よりも新聞を深く読み込んでご意見をいただくこともありますし、応援されることもあります。熱いファンに支えられていることを肌身で感じます。

仕事の魅力

スタートアップのお手伝い 人生を伴走

担当員の業務の中では、特に「初めて新聞販売店を始める店主さんとの仕事」が印象深いです。元々はサラリーマンだった方も多く、一から販売店を始めるのは生活も仕事も何もかも変わります。まさに人生の転機で、私も身が引き締まります。

販売店の経営の在り方から、税金について、従業員の給与・社会保障の話、はたまたご家族の悩み事まで、非常に多岐にわたる相談を受け、それらについてアドバイスをします。資金調達のため、一緒に銀行を回った経験もあります。ただ、これまで何回かそういった新人店主さんのお手伝いをしましたが、担当が変わった今でも皆さん親しくお付き合いをさせていただいています。部活のパートナーや共同研究者と同じように、仕事上で非常に密な人間関係を形成できることが魅力で、やりがいの一つです。

ある一日のスケジュール

  1. 09:30

    出勤。
    メールチェックなど。当日訪れる販売店の場所によっては直行も多いです。

  2. 11:00

    新聞販売店に出向き(訪店・ほうてん)、打ち合わせをします。

  3. 13:30

    担当地区の神戸で販売店会議。

  4. 16:00

    2か所目の訪店。
    一日3~4店を回ることもあります。

  5. 17:00

    帰社。
    遅くなる時は直帰もあります。勤務時間は比較的自分で調節させてもらえます。

  6. 18:00

    退社。
    取引先と食事に行くこともしばしば。

  • 学生時代は
    こんなことをしていました
    地元の市議が、裸一貫で国政に挑戦。全く見ず知らずでしたが、その姿勢に共鳴し選挙事務所の扉を叩き、スタッフとして手伝いました。落選中も仕え続ける中で、社会問題に目を向けたことが、新聞社を志す契機になりました。写真は国政初当選時。
  • 私の職場の「業界用語」
    現読
    「現読」
    ゲンドクと読み、「現在購読してくださっている方」の略語です。