
マルク・シャガール(1887-1985)は、白ロシア(現ベラルーシ共和国)のヴィテブスク近郊のユダヤ人家庭に生まれました。1906年に公立学校卒業後、短期間画塾に通い、その後、サンクトペテルブルクに向かい美術を学びながら絵画を発表、パリで成功をおさめました。1909年、22歳のとき、運命の恋人ベラ・ローゼンフェルトと出会います。そして1915年、28歳のとき、シャガールはベラと結婚します。
ベラに出会ってからのシャガールは、肖像画に花束を描き始めます。それ以後、花あるいは花束は、晩年まで欠かせないテーマのひとつとなりました。孫娘ベラ・マイヤーは「シャガールは好んで妻ベラに対する愛を花束に例えた」と言います。花束は妻に対する愛の象徴として描かれたのです。しかし、1944年、シャガール57歳の時、最愛の妻ベラが急死します。一時はそのショックから筆も握れないほどでしたが、その悲しみを癒す新しい恋人ヴァージニア、そしてヴァヴァがシャガールを支えます。そして、花束を描いた絵画はますます多くなっていきました。シャガールの妻への愛、さらに、女性への愛が普遍化し、花束と恋人たちをモチーフにした作品がよく描かれるようになるのです。
本展はシャガールの「花束(ブーケ)」に焦点を当てた作品を中心に約70点を紹介します。シャガールの生涯とも交差する「妻への愛」「女性への愛」さらにすべてを包み込む「人間愛」といったシャガールの「愛」の世界をご堪能ください。
| 開催要項 | |
| 展覧会名 | シャガール「花束(ブーケ)の伝説」展 |
| 会 期 | 2008年7月19日(土)〜9月28日(日) |
| 入場時間 | 午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで) ※火曜日休館(7・8月は無休、9月23日は開館) |
| 会 場 | メルシャン軽井沢美術館(長野県北佐久郡御代田町馬瀬口1799−1) |
| 料 金 | 一般1000円・大学生800円、高校生600円、小・中学生以下は無料 ※団体20名様以上は各100円引、65歳以上の方は一般料金の半額、 障害者手帳をお持ちの方ご本人と、付き添いの方1名様は半額 |
| 主 催 | メルシャン軽井沢美術館、産経新聞社 |
| 後 援 | サンケイスポーツ、夕刊フジ、フジサンケイ ビジネスアイ、 iza! SANKEI EXPRESS、メルシャン、フジテレビジョン、NBS長野放送、御代田町 |
| 企画協力 | アルティス |
| 特別協力 | 特定非営利活動法人美術ファンクラブ |
| 協 力 | しなの鉄道 |
| 問い合わせ | メルシャン軽井沢美術館 TEL 0267-32-0288、www.mercian.co.jp/musee |