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 モーツァルト「フィガロの結婚」の初演から125年後…リヒャルト・シュトラウス(1864〜1949)はこの傑作にインスパイアされて「ばらの騎士」を書いた。ヒロインの元帥夫人マリー・テレーズのモチーフは明らかに「フィガロ」の伯爵夫人ロジーナ。若い恋人たちの陽気な恋、その陰にある大人の女性の魅力、また美少年をホーゼンローレ(ズボン役)と呼ばれる女声が演じる宝塚風なところ…。
 「ばらの騎士」終幕の「すべて茶番劇だったのね」という台詞が、このふたつの作品に流れる共有のテーマを象徴している。
 そんな魅力的な2大歌劇の聴きどころを、豪華ソリストたちの共演でお送りするのが、「オペラの華コンサートシリーズ ばらの騎士VSフィガロの結婚」だ。

 郡山市生まれ。山田一雄、井上道義の両氏に師事。東京国際音楽コンクール最高位、トスカニーニ国際指揮者コンクール第2位、ブダペスト国際指揮者コンクール第1位など輝かしい賞歴を誇る。94年以降、プラハ放送交響楽団、ハンガリー国立交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ザルツブルグ・モーツァルテウム管弦楽団、上海フィル、プラハ放送交響楽団の日本公演等を指揮。
 95年〜01年、大阪シンフォニカー交響楽団常任指揮者を務める。98年〜01年は名古屋フィルハーモニー交響楽団の客演常任指揮者も兼務。現代音楽の指揮に意欲的に取り組んでおり、日本人作曲家の系譜も網羅、近年はオペラ指揮にも積極的でその手腕が高く評価されている。 01年よりベトナム国立交響楽団のミュージック・アドヴァイザーに着任。オーケストラ・ニッポニカ音楽監督。

 武蔵野音楽大学卒業。ザルツブルクのモーツァルテウムに留学。同大学オペラ科を首席で修了。84年ウィーン国立歌劇場オペラ研修所に所属、86年同歌劇場にソリストとして本契約。90年熊本市女性賞を授与。2000年第2回ホテルオークラ音楽賞受賞。ザルツブルク、ウィーンはもとよりヨーロッパ各地の劇場においてオペラに出演した他、数多くのコンサートに独唱者として出演している。
 また最近では二期会オペラや新国立劇場等、日本に活動の場を広げており、その地位を確立している。また、レコーディングやリサイタルにも積極的な演奏活動を展開している。06年9月には二期会公演宮本亜門演出「フィガロの結婚」に伯爵夫人役で出演した。二期会会員。

 気品と情感溢れる歌唱、華のある舞台姿で聴衆を魅了、実力・人気を兼ね備えた日本を代表するプリマ・ドンナ。殊に艶やかでありながら繊細なニュアンスを孕んだ『椿姫』のヴィオレッタは大きな当り役である。第58回日本音楽コンクール第1位入賞によって一躍脚光を浴び、『フィガロの結婚』のスザンナに抜擢され華々しくデビュー。
 文化庁派遣芸術家在外研修員としてミラノでテクニックを磨き、帰国後は『魔笛』パミーナ、『カルメン』ミカエラ等、数多くの舞台で絶賛を博す。R.シュトラウス『ばらの騎士』では欧州を代表する名演出家G.クレーマより最大級の賛辞を得た。11月には東京二期会『天国と地獄』で久々にオペレッタに主演予定。二期会会員。

 わが国の若手アーティストの中で人気・実力ともトップに立ち、日本オペラ界の期待を一身に担うメゾ・ソプラノの林美智子。
 文化庁派遣芸術家在外研修員としてミュンヘンで研鑽を積み、「国際ミトロプーロス声楽コンクール2003」で最高位入賞。確かな歌唱力と抜群の存在感で、宮本亜門氏をはじめとする国内外の著名な演出家からも最大級の賛辞が寄せられている。
 最近ではこの9月にオペラ『フィガロの結婚』(宮本亜門演出)にて彼女の当たり役であるケルビーノ役で絶賛を博した他、ビクターエンタテインメントより待望のファーストアルバム「赤と黒」がリリースされるなど、今もっとも旬な歌い手として、その活躍が注目されている。二期会会員。

 国立音楽大学卒業。同大学院および二期会オペラスタジオ、文化庁オペラ研修所修了。第8回日本声楽コンクール第1位ほか入賞多数。文化庁派遣で渡伊。03年アテネでの「国際ミトロプーロス声楽コンクール」で最高位入賞。これにより05年アテネの野外劇場で上演のオペラ『エウメニデス』(世界初演)へ出演。
 04年サントリーホールオペラ『トスカ』にて世界的なアーティストに一歩も引けを取らぬ演奏で注目を集めた他、05年には新国立劇場『ルル』、王子ホールギリシャ劇『エレクトラ3部作』、06年二期会公演『ラ・ボエーム』07年『西部の娘』など幅広い作品で活躍。繊細な性格描写と多彩な表現力を持つ、注目のバリトンである。二期会会員。

 1975年設立。ヨーロッパ公演、香港・マカオ公演などを成功させ、プロ・オーケストラとしての軌道を築く。85年、テレビ朝日『題名のない音楽会』20周年記念演奏会に出演して各地で絶賛され、94年には日本音楽コンクールよりオーケストラとして初めて特別賞を贈られた。
 年間100回を超える公演は、定期演奏会および特別演奏会を柱に、オペラ・バレエ公演やポップスコンサート、映画音楽、テレビ出演、CD録音、音楽鑑賞教室まで多岐にわたる。
94年からは東京都江東区と芸術提携を結び、ティアラこうとうを主な拠点として、地域に根ざした音楽文化の振興を目的に幅広い活動を行っている。
 97年より飯守泰次郎が常任指揮者に、2002年より矢崎彦太郎が首席客演指揮者に就任。飯守によるドイツ作品を中心としたプログラムと、矢崎によるフランス音楽の世界を紹介する取り組みが注目を集めている。

公演概要
指 揮 本名徹次
管弦楽 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
ソプラノ 佐々木典子  澤畑恵美
メゾ・ソプラノ 林美智子
バリトン 成田博之
日 時 2008年2月24日(日) 13:30開場/14:00開演
会 場 東京オペラシティ・コンサートホール タケミツメモリアル
料 金 S席:¥6,000  A席:¥4,000 (全席指定・税込)
主 催 産経新聞社、モーストリー・クラシック
後 援 サンケイスポーツ、夕刊フジ、フジサンケイビジネスアイ、SANKEI EXPRESS
協 賛 株式会社 オートバックスセブン
協 力 東京音協
お問合わせ 東京音協 03-3201-8116
プレイガイド 東京音協:03-3201-8116 www.t-onkyo.jp
東京オペラシティチケットセンター:03-5353-9999
二期会チケットセンター:03-3796-1831
東京文化会館チケットサービス:03-5815-5452
電子チケットぴあ:0570-02-9999(P:270‐272)
ローソンチケット:0570-084-003(L:33350)
イープラス:eplus.jp(パソコン&ケータイ)
プログラム ●第1部 W.A.モーツァルト : 歌劇「フィガロの結婚」ハイライト
【管弦楽】 序曲
【ケルビーノ】「恋とはどんなものかしら」
【アルマヴィーヴァ伯爵】「もうお前の勝ちだと言ったな」
【伯爵夫人】「楽しい思い出はどこに」
【スザンナ】「恋人よ早くここへ」
【フィガロ】「もう飛ぶまいぞ この蝶々」

●第2部 リヒャルト・シュトラウス : 歌劇「ばらの騎士」ハイライト
【管弦楽】「ばらの騎士」ワルツ 「銀の薔薇」献呈の二重唱 フィナーレの三重唱 ほか

 

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